新生堂 ギャラリー 南青山東京

  • 2009年6月の展覧会: 太湯雅晴 展
  • プロフィール

2009年6月の展覧会: 太湯雅晴 展 「portrait」


「FG - MUGEN YEN # HATANAKA」 (インクジェット印刷,27.8×12.8cm)
2009年6月24日(水)〜7月17日(金)
11:00〜18:00 (最終日は17:00まで)/ 日曜休廊
(中地下ギャラリーにて)

出品予定作品

ポートレイトなど、インクジェット印刷、カンバス作品6〜8点

コメント

古来より、権力者はその威光を示すために自らの肖像を描かせた。
ローマ皇帝の横顔が刻まれた硬貨を保証するのは皇帝自身の権力であり、肖像はその証明だった。また貨幣に限らず、近代以降の紙幣の多くにはそれの発行される国々に於いて多大な功績を残した人物が肖像画に採用されている。その際の肖像画には、ある共通の価値を共有するためのアイコンとしての役割を与えられている。このことから、肖像画とは、芸術的側面のみならず、政治的、権威的な側面を有すると考える。

太湯雅晴 展 プロフィール

個展
2006年 「知らんと欲するすべてに広く告げる
これなる紙片は千クローネの価値あるものなり。
その確かなる担保として保証されるは
皇帝御領に広く埋蔵されたる無限の財宝なり。
いまや豊かなる宝が即座に掘り出され
本紙片と兌換さるべく事は準備されたり」
(ガーディアン・ガーデン、東京)
2007年  LOCKER GALLERY at TOKYO NATIONAL MUSEUM (東京国立博物館 本館1Fコインロッカー、東京)
Ouroboros(ギャラリー銀座芸術研究所、東京)
グループ展
2004年  2004アジアデジタルアート大賞展(福岡アジア美術館、福岡)
2005年 第24回 グラフィックアート『ひとつぼ展』(ガーディアン・ガーデン、東京)
平成16年度[第8回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展(東京都写真美術館、東京)
Next One Exhibition (Gallery.unseal、東京)
2006年  平成17年度[第9回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展(東京都写真美術館、東京)
For Rent! For Talent!2(アルティアム、福岡)
2007年  「金庫室のゲルトシャイサー」展(旧日本銀行広島支店、広島)
「LE MONDE DE COCO」展(銀座CHANEL本店 NEXUS HALL、東京)
東京芸術大学 創立120周年記念「自画像の証言」展(東京藝術大学大学美術館陳列館、東京)
2008年  「0 × 100 = 」(galeria de muerte、東京)
The House(日本ホームズ住宅展示場、東京)
Tokyo Midtown Award 2008 (東京ミッドタウン、東京)
2009年  In Battle There is No Law(galeria de muerte、東京)